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ダイアログって何だ

こんにちは。
ビクラムヨガ日和、櫻子です。
ビクラムヨガしてますか。

ビクラムヨガの先生のセリフは決まっている

ビクラムヨガの先生がポーズを伝えるセリフがあります。ティーチャートレーニング(TT)でびっちり学んで身につけてくるダイアログです。実は、ダイアログは言うこともいう順番も一言一句決まっています。英語で。

大本が英語なので、日本のクラスでは先生がそれぞれ訳したものを話しています。なので、言葉の表現が多少違ったりしますけれど、言うことと言う順番は同じです。

なぜかと言うと、ダイアログ通りが一番、身体にとって安全で効果的であるポーズの進め方であるからです。

慣れてくると、「はいはい」と聞き流しながらポーズをとったりするかもしれませんけれど、ダイアログのひとフレーズひとフレーズに、ものすごい意味があるのですよ。

ダイアログのワンフレーズ ひとつひとつがとても大事

例えば、ハーフムーンで次のようなフレーズがあります。
両腕を横を通って上にあげる
両腕を頭の上に上げるときに、横から上げるのと、前から上げるのとでは肩関節の負担が違います。
さらに、スマホ、パソコン生活で内巻き肩、猫背で、胸が開かないという方は多いのですが、両腕を大きく横を通って上げるだけで、かなり肩や胸の開き方が違うのです。ダイアログ通りに逐一ポーズをとっていくと、より呼吸が入り、より胸が開きやすい状態になります。

90分でものすごい量のダイアログ、言葉のシャワーを浴びますけれど、聞き逃さないでポーズをとっていくと、何年やっていても発見があります。私、standing bow pulling pose 立って弓を引くポーズが大の苦手なのですが、「ああ、脚を蹴ってなかった」と8年目にして衝撃を受けました。毎日毎日、蹴り続けろとこの口が言っていたのに!

ダイアログはいつでも役に立つアドバイス

ビクラムヨガの先生のセリフ、もしかしたら命令みたいって感じるかもしれません。でもね、違うんですよ。アドバイスなのです。この通りにやったら、それが一番いいんだよーと助言しているのです。

毎回身体は違うので、聴いたまま、素直にポーズをとっていくのが大事です。う、これ以上挑戦したら今日は呼吸が止まってしまう〜と思ったら、呼吸ができるところで待っていれば、必要な筋力が鍛えられたり、柔軟性がアップしたりして、安全にポーズを進めることができるようになります。その日の一番の効果を受け取ることができるはず。

慣れないうちは、まずよく聴くところから。慣れてきたら、聴いたまま身体を動かせるように練習。

ビクラムヨガの先生はクラス中にポーズをとりませんが、聴くこと、鏡の中の自分自身に問うことを邪魔しないためです。

慣れないうちは聴き取れることだことだけで大丈夫。だんだん耳に入るようになってきます。先生の言葉が聴けるようになったら、かなりのステップアップです。

毎回毎回同じでもう覚えちゃった、という方はこの毎回同じダイアログだからこそ、集中、瞑想ができるんだってことを味わってもらいたいです。余計なことを考えない、呼吸と身体の90分、ものすごいスッキリしますよ。

ダイアログ、どんなものかわかりましたか。ビクラムヨガって、万人にやってもらえるヨガなのですが、それはこのダイアログの恩恵です。ぜひ、よく聴いて味わてってみてくださいね。たまに先生が噛むのは「にやり」と聴き流してください(汗)

またスタジオでお会いしましょう。ビクラムヨガ日和 櫻子でした。

コメント

  1. […] ダイアログって何だ […]

  2. […] 特徴的なのは、先生がポーズを取らないことですね。先生は、ダイアログ(ダイアログってなんだ)を伝えることと室温の管理、生徒さんの安全に終始しています。たまに、クラスを止 […]

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